あなたの時計も確認してください。電池交換の際に付く傷を公開します!

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今回の記事は時計業界(特に技術者)の皆さんにとって嫌な記事かもしれません。

タイトルの通り、電池交換の時に付く傷はどんなものかを写真付きでご紹介します。

ご自身の時計を見ながら傷が付いていないかを確認してみてください。

 

基本的にはどこのお店でも傷を付けないように注意を払っているかと思います。

しかし、意外に傷が付いてしまっている時計に出会うことが多いです。

私は時計の裏蓋を見る機会が多いのですぐに気づきますが、普段裏蓋を見ることの少ないユーザーは気づいていない事が多いようです。

今回は裏蓋の構造を3種類に分け、構造ごとにどのような傷が付くのかをご紹介をしていきたいと思います。

      

こじ開け

このタイプはケースと裏蓋の隙間に専用の工具を入れて開けるタイプです。

元々は上のような状態ですが、開ける時に失敗すると下の画像のような傷が付きます。

こじ開け口(裏蓋の淵)からこのような傷が付いていたら裏蓋を開ける際に付いた傷の可能性が有ります。

また、ケース側に傷が付くと下の画像のようになります。

無理やり隙間に工具を入れ込もうとした結果、大きな傷が付いたり色が剥げてしまいます。

 

スクリュー

スクリュータイプは裏蓋の淵の溝に専用の工具を引っかけて開けますが、工具を滑らせて傷を付けてしまうことが有ります。

上の写真が元の状態です。 傷を付けてしまうと下の写真のようになります。

溝から傷が付いているようなら裏蓋を開ける際に付いた傷の可能性が有ります。

 

ネジ

ネジタイプの時計は傷というよりネジの溝を潰してしまう場合が有ります。 

通常は上のような写真です。 しかし、ネジ穴が削れてしまうと下の写真のようになります。

ネジ溝が潰れてしまうとネジを緩めることが出来なくなってしまうため注意が必要です。

これはドライバーのサイズが合っていなかったり、緩める時にドライバーが垂直になっていない事で起きてしまいます。

 

最後に

ご自身の時計に傷はありましたか?

このような傷が有るからと言って100%作業中に付いたものなのかどうかは分かりませんが、電池交換を依頼する際は注意してみてください。

 

電池交換の作業には金属の工具を使うことがほとんどです。 故に傷は付きやすいとも言えます。

だからと言って傷を付けられる事に良い気はしませんよね。

もし、いくつかの時計店が有れば「近い」や「安い」だけでは選ばずに「技術」でお店を選ぶことをオススメします。

(技術って1度やってもらわないと分からないので判別が難しいですが…)

 

お持ちの時計がいつまでもキレイで長く使って頂けることを願っています。

      

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