7、ゴミ取り、防水パッキン

2015年7月1日

 

電池の交換が終わり、動いているのが確認できたら一安心です。

普段は掃除できない裏蓋とケースの間のホコリやサビ、汚れ等も取り除きましょう。(ロディコや綿棒を使うのが理想的です。 ただし、綿棒の場合は綿が内部に入らないようにご注意ください。)

また、防水パッキンがある時計はパッキンを外してシリコングリスを塗ることをオススメします。

しかし、パッキンにも種類があります。 一般的なのはゴム製のパッキンですが、プラスチックでできた防水パッキンもあります。

プラスチック製のパッキンはシリコングリスを塗布する必要がありません。 また、上下もあってややこしかったり、素材の性質上、割れたりすることをあるので、このタイプは外さないでゴミを取る程度の方がいいかもしれません。

※プラスチックパッキンが割れると裏蓋が閉まらなくなります。

 

それでは、ここからはゴム製パッキンの説明です。

電池を入れて動き出しの確認が取れたら裏蓋や時計ケースに付いている防水パッキンを外しましょう。

戻す時は同じ場所に戻してください。

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上の写真はゴム製の防水パッキンです。

外す際は無理に引っ張って切ってしまわないように気を付けてください。

サビが付着していると余計に切れやすかったり、ゴムは経年劣化で硬くなっている場合があります。

 

パッキンを外すことが出来たら防水性能の確保や劣化を抑えるために塗布器を使い、シリコングリスを塗る事をオススメします。

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次にケースや裏蓋に付着しているゴミや汚れを取り除きます。

この時、機械の中にゴミが入り込まないようにご注意ください。

小さなゴミでも、時計に不具合を起こしていしまう場合があります。

 

きれいになったら、パッキンを戻します。

もしパッキンが劣化していたり、切れてしまっている場合は交換が必要です。

パッキンの交換に関してはパッキン交換(自分でできる?)をご覧ください。