腕時計の「ペア」や「プレゼント」 なんで刻印入れないの?

2017年5月17日

 

腕時計をプレゼントとして差し上げたことのある人は多いのではないでしょうか?

例年、誕生日やクリスマスのプレゼントランキングでは上位に上がります。

またプレゼントの定番と言えば指輪などのアクセサリーもその中の1つです

 

指輪はよく刻印を入れますよね?

しかし、私の知っている限り時計に刻印を入れる方は稀です。

 

もしかして刻印を入れられる事を知らない人が多いのではないか? 私は最近気が付きました。(笑)

というわけで、今回は時計の「刻印について」と「注意点」を合わせてご紹介していきたいと思います。

刻印を依頼するには

基本的に刻印は時計購入時に依頼します。

後から彫刻をしてくれる彫刻屋さんもありますが、メーカーの方が何かあった時に交換パーツを持っているので安心でしょう。

 

ちなみにメーカー自体が一切の刻印サービスを行っていない場合もあります。

そういった場合は販売店独自で刻印を行っているところも有りますが、販売店でも刻印を行っていない場合はご自身で彫刻屋さんにご依頼下さい。

 

金額

ネットで調べてみると買った時計を後から彫刻屋さんに依頼すると1本5000円前後はかかるようです。

私の知っている限りでは購入時のメーカーによる刻印だとそんなにかからなかったように思います。

文字数に応じで金額が変化する場合が有るので一概には言えませんが、簡単なものなら半額ぐらいで出来るはずです。

(ほとんどメーカーに刻印の依頼をしないのでアバウトですみません…。)

 

文字の制限

文字の数、フォント、サイズ、刻印場所には制限が有ります。

またメーカーによってフォントや文字サイズ、刻印場所は「おまかせ」になる場合が有ります。

 

文字が掘れる場所

なぜフォントや文字サイズ、刻印場所は「おまかせ」になる場合が有るのかというと、大抵の刻印場所は裏蓋ですが、裏蓋には元々ブランドロゴや、時計の仕様などが刻印されている為、それらの隙間に刻印を施す形になります。

その為、時計の種類や刻印する文字数によって隙間に入れられるのかどうかという問題が発生するので「おまかせ」になる可能性があるのです。

場合によっては仕上りがイメージと違うという事もありえるので、トラブルを避けるためにもある程度は事前に確認しておくことをオススメします。

 

納期

時計をプレゼントするだけなら当日買ったものでもすぐ渡せますが、刻印には時間がかかります。

プレゼントだと遅れるわけにはいきませんから納期も注意が必要です。

早ければ2~3週間ぐらいで仕上がると思いますが、余裕をもって1カ月以上前には依頼しておいた方が良いでしょう。

また、依頼する前に仕上がり予定日も確認しておくことをオススメします。

 

最後に

刻印にはある程度の制限を設けられますが、それでも思い出や記念日をしっかりと文字で残すことが出来ます。

仮に日付しか入れられなくても思い入れの強さは大きく変わることでしょう。

これなら結婚記念日を忘れる旦那さんも減るのではないでしょうか?(笑)

 

是非、世界に1本だけの時計をお持ちになってみてください。

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Posted by Y.mas