G-SHOCK、BABY-Gのサイズ調整

2019年1月6日

 

このページではG-SHOCK、BABY-Gのサイズ調整のやり方をご紹介していきたいと思います。

 

G-SHOCK、BABY-Gというとウレタンバンドをイメージする方も多いかもしれませんが、下の画像のように一部のモデルはコマを外してサイズ調整を行います。

 

こういったコマのタイプは「割りピン」で取り付けがされているものもありますが、最近のモデルは比較的バネ棒を使ったタイプが増えてきました。

参考ページ:割りピンのサイズ調整のやり方

 

今回はバネ棒タイプのサイズ調整のやり方をご紹介していきたいと思います。

 

まず、使う工具はこちらです。

ピン抜きです。

これ一本で作業ができます。

 

やり方の前にざっくり構造を説明すると、コマの中に両側が伸縮する「バネ棒」と呼ばれるパーツが入っています。

このバネ棒が隣のコマを繋ぐ役目をしています。

つまり、伸縮部分を押して縮めた状態でコマをズラすを外すことができます。

 

ちなみに外すコマは中留(バックル)に近い方から外します。

※時計本体に近づくにつれてコマが大きくなっているものもあるので、それらを外すとベルトに段差ができてしまいます。

では、画像と共に外し方をご紹介していきたいと思います。

 

まずはベルトの横側に穴があるのをご確認ください。

この穴から先ほどご紹介したピン抜きを使ってバネ棒を押して縮めます。

 

そして、押した状態のままコマをズラします。

 

※伸縮したバネ棒がコマをズラした瞬間に飛び出す事があるのでご注意ください。

(思いのほか遠くまで飛ぶこともあります。)

 

無事に外せると下の画像のようになります。

同じように隣のコマを外せば1コマ外せますし、隣の隣を外せば2コマ外す事ができます。

ちなみに金属とウレタンパーツで1コマ(1ブロック)です。

無事に外すことができたら次はベルトの繋ぎ方です。

外す事ができたなら繋ぎ方もなんとなく分かると思いますが、コツをご紹介したいと思います。

 

まずはバネ棒をコマの穴の中に通します。

 

ベルトの穴にバネ棒を通したら、片側を先に入れてしまいます。

次に、ピン抜きを使ってバネ棒の先を押しながらコマを入れます。

この時、バネ棒の先が隣のコマの穴の位置にくれば伸縮していたバネ棒が自然に伸びて入ります。

入った感じがしたら軽く引っ張ってしっかり取り付いているか確認してみてください。

しっかりと入っていなかった時は外れてしまいますが、その時にバネ棒が飛んでいかないようにご注意ください。

以上がG-SHOCK、Baby-Gのサイズ調整のやり方でした。