金属ベルト メリット、デメリットは?
腕時計のベルトは大きく分けて
- 革ベルト
- ウレタンベルト
- 金属ベルト
の3種類が主流です。
今回はこれらの中から「金属ベルトの特徴」をご紹介していきたいと思います。
素材は?
金属ベルトで使われる素材で多いのは「ステンレススチール」「チタン」「真鍮(しんちゅう)」の3つです。
中でもステンレススチール製のベルトが多く、真鍮(しんちゅう)製は比較的安い時計に使われています。
また、チタン製のベルトは非常に軽いですが、高価な時計に使われる傾向が有ります。
(※詳しくは各リンクをご覧ください。)
接続方法の違い
上の画像のような複数のコマの連なりで出来ている金属ベルトは「割りピン」「C管」というパーツで接続されています。(たまにネジもあります。)
※ちなみにメッシュベルトのように金属製でも複数の駒の連なりによるベルトではないものもあります。
「割りピンタイプ」と「C管タイプ」を比べると割りピンタイプの方がサビや劣化によりピンが折れやすいため、個人的にはC管タイプの方がオススメです。
ただし、交換が必要になった時は割りピンタイプの方がパーツを手に入れやすく、時計店でもすぐに修理をしてくれる可能性が高いという良いところもあります。
(※詳しい構造はサイズ調整のページでご紹介していますので、合わせてご覧ください。)
メリット
頑丈
革ベルトやウレタンベルトに比べて頑丈です。
金額は高価になる傾向はありますが、革ベルトやウレタンベルトと比べると長持ちする傾向が有ります。
高級感がある
デザイン性で言うと金属ベルトの方が洋服を選びません。
その点では革ベルトも同じですが、ウレタンベルトに比べると普段着からスーツ等のフォーマルな洋服にも合わせやすいので幅広く使えます。
デメリット
錆びる
素材によっては錆びにくい物が有ります。
しかし、コマ自体が錆びなくとも接続しているピンが錆びてしまうことが有り、強いサビが出ると折れたり抜けなくなってしまう事もあるので汗や水には注意が必要です。
重い
チタンは非常に軽い素材ですが、ステンレスや真鍮は重いです。
普段時計を着けない人が金属ベルトを使うと慣れるまでは重さに違和感を感じるかもしれません。
アレルギー反応が出る
これは体質や素材によって変わりますが、金属アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。
せっかく買った時計がアレルギーにより使えないとなると勿体ないですよね…。
最後に
金属ベルトの特徴、メリット、デメリットはお分かりいただけたでしょうか?
金属ベルトは用途が幅広く使える上に長持ちするので非常に使いやすいと思います。
特にスーツでの仕事用は金属ベルトの時計をオススメします。