クオーツ

2015年7月25日

 

クオーツ時計って名前はよく耳にしますし、最も一般的な時計と言っても過言ではありません。

電池で動いていることを知ってる方は多いと思いますが、なぜ[電池時計]といった呼び方をしないのだろう?と疑問に思いませんか?

実は機械の一部に水晶(クオーツ)が使われてるので[クオーツ時計]と呼ばれています。

もし、クオーツ時計がなんちゃら… なんて言ってる人を見かけたら、電池式の時計の事を言っているんだな。と思ってください。

 

今回はクオーツ時計の特徴をいくつかご紹介したいと思います。

電池で動いている。

これはほとんどの方が知っていることかもしれませんが電池が入っていてそれを動力にして動いています。

構造としては水晶に電圧を加えることによって生まれた細かい振動を基準に時刻を刻んでいます。

もちろん、電池で動いているので電池の交換が必要です。 このサイトでも電池交換のやり方をご紹介していますが、時計屋さんで依頼すれば種 類にもよりますが、1000円ぐらいの金額で交換できるのではないでしょうか?

 

電池寿命は約2年

種類だったり使い方にかなり影響される部分は大きいですが、大体2年毎に電池の交換が必要になります。 ただし内部機械の不調が起きていたり劣化により電池寿命が短くなることがあります。  電池交換をしてもすぐ止まってしまうなんて場合は内部の修理(オーバーホール)をオススメします。

ちなみにクロノグラフ(ストップウォッチ)やバックライトを多用すると電池寿命は短くなります。 逆に秒針が無い時計は電池の持ちが良いものが多いです。

 

月差は15秒~20秒以内くらい。

月差とは、1か月における誤差のことです。 一般的に月差は15秒~20秒ぐらいのものが多いですが、もっと良いものも悪いものもあります。

クオーツ時計は狂わないと思っている方も多いですが、実は狂うんです。

個体差があるので狂いやすい、狂いにくいはありますし、進んだり遅れたりするので単純計算と実際に使用した数値に誤差は出ますが、月差15秒だとすると、4か月で1分ズレる計算です。数カ月に1回は時刻を合わせた方が良いと思います。

ただし、機械式の時計に比べると精度は良いものがほとんどです。(機械式の時計に関しては、機械式のページをご覧ください。)

 

安いものが多い

機械式やソーラータイプの時計に比べると比較的安いものが多いです。

外装部にお金がかかっている時計も多いので、機械式よりも高いクオーツ時計も多数ありますが、中身(機械)だけの値段で見るとクオーツの方が安い物が多いです。100円ショップで売ってる時計でクオーツは見たことがありますが、機械式は無いと思います。(私が見たことないだけ?)

きっとコストパフォーマンスを考えると機械式は作れないのでしょうね…。

 

アナログ表示、デジタル表示がある。

アナログ表示とは、時刻を針で示したもの。 デジタル表示とは、液晶などに数字を表して時刻表示するもの。

と言っても、アナログなのかデジタルなのか微妙なラインの時計は数多く存在します。不思議な時計は数多く生み出されているようです。

私もこのサイトを作るにあたって少し調べてみましたが、いろんな時計に驚きました。もし気になる方は調べてみると面白いかもしれません。

 

まとめ

安いものも多く、電池の交換も数年に1回で時刻も大きくズレる事が少ないのでとても実用的な時計だと思います。

初めて時計を買う方ならクオーツ時計をオススメします。

基礎知識

Posted by Y.mas