針ズレの直し方 (クロノグラフ)

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実はあまり知られていないのですが、ストップウォッチ(クロノグラフ)の針はボタン操作で直すことが出きるものが多いです。

今回はその針の調整のやり方をご紹介していきたいと思います。

 

まず、予備知識として下の図のように 2時位置のボタンを【ボタンA】 4時位置のボタンを【ボタンB】 としてご紹介していきます。

また、この先にリューズ1段引き、2段引きという表記がありますが、1段引きしかできない時計もありますので無理に2段階引こうとしないようにご注意ください。

(2段階引けるものは大抵、日付が付いているものです。)

pic032

まず、動作確認

調整の前に動作確認とボタン操作が可能か確認するために、ストップウォッチを作動、リセットが出来るかチェックします。以下の流れでチェックを行ってください。

  1.  【ボタンA】を押しストップウォッチスタート。
  2.  動いているのが確認できたら再度【ボタンA】でストップ。
  3.  ストップさせた状態で【ボタンB】を押し、リセット。

(※AとBの位置が逆になっている時計もあります。)

しっかり針は動きましたでしょうか? リセットした時の針はズレてしまっていても動けばオッケーです。

 

操作について

大抵の時計はリューズ1段引き or 2段引きの状態で下記の操作を組み合わせて調整を行います。

  • ボタンAを 【押す】 or 【長押し】
  • ボタンBを 【押す】 or 【長押し】
  • ボタンABを 【同時に押す】 or 【同時に長押し】

調整にはいくつかのパターンがあり、ここからはよくあるパターンをご紹介していきたいと思います。

 

リューズを引き 【ボタンA】 or 【ボタンB】 で針を調整する

リューズを1段引き(日付調整) もしくは2段引き(時刻調整)の状態にして【ボタンA】もしくは【ボタンB】を数回押してみてください。

どこかの針がボタンを押すたびに動きませんか?

(※ボタンを押すたびではなく、1回押したら進み続け2回目押したときに止まるようなら、ただストップウォッチが作動しただけの可能性があります。その場合は一度止めて、リセットをしてください。)

 

リューズの引きだし位置(段)を変え、ボタンを押し、どの状態でどの針が動くかを確認しながら調整を行ってください。

 

リューズを引きボタン長押しで設定モードに入る。

上の方法はリューズを引くだけで設定モードに入っているタイプでしたが、設定モードに入るために作業が必要なものがあります。

まず、リューズを引くところまでは同じです。 その後、いずれかのボタンを長押しします。

 

【ボタンA】を長押し

【ボタンB】を長押し

【ボタンA】、【ボタンB】を同時に長押し。

 

こういった時計の場合、設定モードに入ることが出来ると針がグルッと1周して設定モードになったことをお知らせしてくれるものが多いです。

針がグルッと回ったら

【ボタンA】 もしくは 【ボタンB】 を押して針を調整していきます。

 

設定モードに入った後 調整する針をボタンで変更するタイプ

上の方法で設定モードにはなったが、その先の針調整がうまくいかない場合は片方のボタンで調整したい針を選び、もう片方のボタンで調整するタイプの時計かもしれません。

 

例)

  1.  【ボタンB】を押して秒針の調整。
  2. 【ボタンA】を押して秒針→分針に設定針の変更。
  3. 【ボタンB】で分針の調整。

このように設定する針を選びながら調整していくものもあります。

設定する針を変えるには 【ボタンA,B】 同時押しの場合もあれば、長押し の場合もあります。

 

針が連動している場合

時計によってはストップウォッチの針が連動しているものがあります。

例) 秒針と分針が連動している場合、秒針の調整の際に何周もさせ分針の針を基準の位置まで持っていく。

例) 分針と時針が連動している場合、分針の調整の際に何周もさせ時針の針を基準の基地まで持っていく。

 

連動タイプの厄介なところは関係している2つの針がズレてしまうと直すことが出来ないことです。(片方合わせると片方がズレる)

そういった場合は針の取り付け直しやオーバーホールが必要となりますので、時計屋さんに修理に出したほうが良いかもしれません。

 

最後に

調整することが出来たらリューズを戻して(0段)完了です。

その後、再度ストップウォッチが動き、リセットをかけた時に正常な位置まで戻ってくるかを確認してください。

 

戻ってくれば調整は成功です。 お疲れさまでした。

 

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