割ピン

2015年7月5日

 

それではベルトのサイズ調整のやり方をご紹介していきたいと思います。

この項目は「割りピンタイプ」のベルト調整となります。 「C管タイプ」「ネジタイプ」「メッシュタイプ」は各ページをご覧下さい。

 

それでは、さっそくご紹介をしていきましょう。

このタイプはベルト駒を繋いでいるピンを叩いて抜くタイプです。

使う道具は、ピン抜き固定台ハンマーの3つです。

管理人の工具セットにはハンマーが入っていなかったので固くて重いもので代用しています。(笑)

ピンの抜き方

まず、下の画像をご覧ください。 ベルト裏側を見ると、赤い〇で囲んである部分に矢印が刻印されています。 これはピンをその方向に叩けば抜けますよ。という表示です。

つまり矢印のお尻側から先端に向けてピンを叩きます。

pic018
※矢印が無い部分のピンは抜かないでください。ベルトを破損させてしまう場合があります。

(Cカンタイプはどこにも矢印が書いてない場合があります。Cカンのページをご覧ください。)

 

どちら側からピンを抜けば良いか分かったら、固定台を使って下の画像のようにベルトを固定してください。( ↓ のようにベルト刻印の矢印先端が下を向くようにします。)

pic021

そして、ピン抜きとハンマーを使って上からピンを叩いて抜きます。

※サビやゴミで抜けにくい場合もあります。その場合は別の箇所で挑戦することをオススメします。

※たまにネジタイプなのに気付かず叩いてネジを壊してしまう方がいます。 叩いて抜けない場合はネジタイプの可能性もありますのでご注意ください。

(ネジタイプの場合はネジタイプのページをご覧ください。)

 

ピンが外れたら抜きたい分の駒のピンも抜きます。 (1コマ抜きたければ隣の駒を。2コマ抜きたければ2つ隣の駒を。)

 

ピンの付け方

駒を取ることが出来たら今度は繋ぎます。 その前に、ピンには方向があるので確認しておきましょう。

下の画像の物が【割ピン】と呼ばれるもので、赤いで囲まれた方が頭。 赤い矢印の方が先端となります。

pic022

ピンはVを折り畳んだような形になっていて、頭(画像の赤い丸)の部分が引っ掛かって止まっています。

ベルトを繋ぐには、先端を矢印に逆らう方向から入れます。 (次にピンを抜くときにまた矢印の方向に叩けば抜けるように)

pic023

途中までは指で押しても入ると思いますが、最後に頭の部分が引っ掛かるのでピン抜きを使って叩き入れます。

(※この時も固定台を使用してください)

pic024

叩きすぎると反対側からピンが突き出てしまいますので確認しながら少しずつ叩いてください。 ピンを良い位置まで叩き終えたら完成です。

 

最後に

サイズ調整は無事に出来ましたでしょうか?

好みにもよりますが、時間帯によって腕周りは変化しますので少し余裕を持たせておいた方が良いかもしれません。

2,3日使って調子が悪ければ、再度サイズ調整を行い、ベストな長さに調整してみてください。