裏蓋が閉まらない場合
このページにたどり着いたということは裏蓋が閉まらなくてお困りの方だと思います。
たしかに、電池交換を自分でするにあたって、難関の一つが、「裏蓋が閉まらない」だと思います。
管理人も裏蓋が閉まらない時計に苦戦することは多々あります。
スクリュータイプやネジ止めタイプはわりと簡単に閉められると思いますが、こじ開けタイプってなかなか閉まらない物も多いです。
最終的に手で閉まらいときは専用の閉め器が必要になりますが、まずは手で閉めるためのコツをご紹介したいと思います。
無事に閉まることを願っています。
押さえ方
時計の持ち方についてのご説明をいたします。
親指で裏蓋を押して人差し指でケース側を抑えるのが一番ベーシックな閉め方だと思います。
ただし、気を付けなければいけないのが、ガラスを押さえないことです。
人差し指がガラス面を押さえていると裏蓋を押し込んだ時にガラスに負荷がかかり割れてしまうことがあるのでケースのフチを抑えるのがポイントです。
押し込み方
ケース側(人差し指)の抑える位置が決まったら、次に裏蓋の押し込み方です。
真ん中を押し込むよりは外側(フチ)を押し込んだ方が入りやすいです。
構造上、懐中時計などの一部の時計は中心から力を加えた方がいいものもありますが、腕時計の場合は外側を押した方がいいものが多いです。
後は力を入れて押し込んでください。
無理をしない
先ほど、力を入れて押し込んでくださいと言っておきながらなんですが、入らないときは入りませんし、壊してしまうこともあります。
なので、そんな時は一旦あきらめてください。
おそらく入らない場合は一部は入っているけど、他の一部が浮いたまま閉まらないことが多いと思います。
そんな時は、逆に入らなかった部分を先に入れて、浮いている部分を変えて閉めるのもアリです。
(※たとえば、12時側は入ったけど6時側が閉まらない→→→6時側を先に入れて浮いている12時側に力を加えて閉める)
それでも入らないときはまた浮いてる場所を変えての繰り返しです。
※何回もやってると裏蓋の方向がズレてくるので合わせながらやってください。
最後に
以上がコツです。
どうでしたか? ちゃんと閉まりましたか?
それでも閉まらないときは専用の閉め機を使いましょう。 ケースサイズも含め、ご自身の時計に合ったものをご用意ください。
正直なところ私も閉め機を多用します。意外に手で閉まらない時計って多いです…。
本当に無理は禁物です。