充電式

2016年11月9日

 

最近ではクオーツ(電池)、機械式、ソーラータイプに加え、充電式の腕時計も増えてきました。

というのも、アップルウォッチをはじめ、各メーカーがこぞって力を入れ始めたスマートウォッチ(ウェアラブルウォッチ)の登場が原因だと考えられます。

スマートフォンとの連動させるために消費電力は大きく、電池やソーラーでは電池容量が足りないというのが正直なところでしょう。

これらに加え、自動巻き機構を利用した充電式腕時計のご紹介もしていきたいと思います。

※ソーラータイプも充電式の時計ではありますが、こちらには記載しておりませんので ソーラー のページをご覧ください。

 

それでは主な特徴をご紹介していきます。

スマートウォッチ (ウェアラブルウォッチ)

最大まで充電したところで数日限界。

通常の腕時計と比べてしまうとどうしても電池の持続時間は短いです。 さらにスマホと連動させることによって持続時間はさらに短くなります。

故に、充電頻度は非常に多くなります。

 

コンセントやPCから充電できる。非接触型のタイプも有る。

まだ、スマートウォッチが出始めたころはマイクロUSBを差し込んで充電するものが主流でしたが、最近では非接触型の充電タイプが多くなってきました。

非接触タイプだど使用しながらの充電はかなり難しいです。(触っているうちに充電機が外れてしまう)

 

充電がめんどくさい

正直なところ充電頻度が非常に多いため、腕時計というより、小さなPCを腕に付ける感覚です。

毎日使うようであれば就寝中などに1日1回充電することをオススメします。

 

自動巻き機構を利用した充電式

SEIKOの「キネティック」やスウォッチグループの「オートクオーツ」をはじめ、自動巻きの機能を利用しモーターを回すことで発電し、充電池に貯え作動させるといった腕時計があります。

現在はほとんどが生産終了となっており、SEIKOのホームページに載っているのも1種類しかありませんでした。(2016年11月現在)

ほとんどがアナログ表示の時計ですが、デジタル表示のものも存在します。

 

※アマゾンだと逆輸入含め、何本か販売されていました。

 

巻き上げには時間がかかる。

腕時計という小さな機構を利用しての発電になるので充電にはかなりの時間がかかります。自動巻きなので腕に付け、生活しているうちに充電はされますが、常にフル充電を維持するのが難しいかと思います。(特にデスクワークの方は)

定期的に巻き上げるか、ワインダーでの巻き上げをオススメします。

 

まとめ

スマートウォッチタイプの充電式が主流になりつつあるが、SEIKOやスウォッチグループから自動巻き機構を利用した発電式の時計が販売されていたことがある。

スマートウォッチの場合、良い点は基本的に電池交換が必要ない事。また、コンセントやPCから充電できるのでソーラータイプのように天候に左右されないこと。

悪い点は、頻繁な充電が必要。

 

自動巻き機構を利用した充電式も良い点は基本的に充電がいらないところ。

さらに腕に付けて動けば充電されるのもいいところだが、充電には時間がかかるところが難点。

個人的には何本も腕時計を持っていて使用頻度が少ない方にはあまり向かないかなと思います。

基礎知識

Posted by Y.mas